
11.11.28
当養殖場を囲む山々もすっかり晩秋の装いとなりました。
今日は配達の途中に白浜の海岸で撮った一枚をご紹介します。
この花はイソギク(磯菊)といいます。秋に咲くキク科の多年草で、伊豆半島の海岸に自生し群生しています。別名はイワギク(岩菊)とも呼ばれるそうです。
植物には厳しい環境と思われる、海岸の乾燥した岩場にかわいい黄色い花を咲かせています。
高さは20~40cmほどで、葉っぱのふちが白いのが特徴ですが、それは葉裏にある白い毛が見えているからです。
そして、分厚い葉は上部まで密集してついています。秋には下田の海岸一帯で、この黄色い花が楽しめます。

11.10.28
今年誕生した稚亀は例年と変わらずとても元気です(写真)。
よくスッポンは警戒心が強く、人前にはなかなか姿を見せないといわれますが、ふ化して暫くは、その警戒心もまだなく、私が給餌のために水槽に近づいても逃げないものや、逆に集まってくるものもいたりします。
そのふ化もあと10日ほどで終了します。今年は例年より遅く、季節はすっかり秋になってしまいました。露地池ではもう冬眠が始まっています。
この時期下田では大賀茂地区の果樹園で柿とみかん狩りが楽しめますが、今年はみかんの数が少ないようです。事前にご確認の上、新鮮な秋の味覚をお楽しみ下さい。

11.9.23
一昨日の台風15号による影響は、関東地方では公共交通機関が軒並み運休となるなど帰宅困難者も多かったとのことですが、
皆さんはいかがでしたか。
当養殖場では、水槽ハウスの屋根に強風で飛ばされた杉枝が直撃したため(写真)、一片が50センチほどの穴があくなどの破損事故がありました。ただ、被害の程度は昨年11月の台風ほどではなかったですし、スッポンに影響が無かったことが何よりでした。
そのスッポンですが、6月から続いた産卵収容は本日を持って無事終了しました。
それから、ふ化の方も順調に進んでおりまして、これまで空いていた水槽が次々と稚亀でいっぱいになるにつれて場内に活気が戻ってきています。

11.8.20
下田の夏の風物詩 下田八幡神社例大祭「下田太鼓祭り」が先日の14、15日に開かれました。
このお祭りは江戸時代初期から400年の歴史がある伝統行事です。このため、ひと月前から下田町内では夜になると何処からか太鼓の練習の音が聞こえてきます。
この音が聞こえ始めると季節は夏本番、気分も自然とワクワクしてきます。
見所は、「太鼓橋」「揃い打ち」「宮入り」などがあり、「太鼓橋」とは、お道具と呼ばれるみこしを全て綱でつなぎ、
両側から若い衆が威勢のいい掛け声で押し上げてアーチ型の「太鼓橋」を作るもので、出来上がると、観客から歓声と拍手がわき起こります(写真)。
お祭りが終わると夏も終わった気分になりますが、当養殖場でもそろそろ産卵期が終わります。今年の産卵数は天候不順の影響なのか例年と比べて少なめですが、ふ化は設備投資が功を奏し好調を維持しています。

11.7.25
今月8日に気象台から東海地方の梅雨明けが発表されました。
平年より13日早く、統計を取り始めた1951(昭和26)年以降で5番目の早さだそうです。
いよいよ海水浴シーズンです。静岡県では毎年4月に市内にある海水浴場の水質検査を実施しており、その結果は最上位の『AA』の評価がほとんどでした。
水質AAというのは、海水100ml中に大腸菌の数が2個以下または不検出の場合で、これは最高の水質なのだそうです。
さらに、今年は放射性物質の濃度測定も7月1日に行われ、全ての海水浴場の海水から放射性物質は検出されませんでした(詳しくは下田市のホームページでご覧になれます)。
今年も安心して海水浴や磯遊びができますね。
こうして浜辺が賑わう頃になると当養殖場ではいよいよスッポンのふ化が始まります。

11.6.20
近年、世界各地で異常気象による環境問題が顕在化してきております。
当養殖場におきましても、昨年の夏に続いた酷暑の影響は大きく、それは孵化率とその後の飼料効率の低下に顕著に現れました。
これに対し私どもは孵化環境を改善するために空調設備を更新するとともに、飼料の改良に努めてまいりました。
その成果は徐々に現れ、スッポンの成長具合は今では例年と比較しても、あともう少しというところまでに回復してきております。
お得意様には何かとご迷惑をお掛けすることも御座いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

11.5.18
下田駅から徒歩10分のところにある了仙寺は1635年に創建されたお寺で、有名なのは1854年(嘉永7)に日米和親条約付録下田条約が締結された場所として国の史跡に指定されていることです。
そして了仙寺は別名「ジャスミン寺」とも呼ばれています。それは5月と7~9月には、1000株を超えるアメリカジャスミンの花が開花し、満開となる5月11~31日、「香りの花まつり」が開催されています。この日もあたり一帯が不思議な香りに包まれていました。
アメリカンジャスミン(においばんまつり)は、一般的なジャスミンが白い花を咲かせるのに対して、はじめ紫色の花を咲かせたあと白色へと変化していくのが特徴です。
花祭り期間中は様々な特典が用意されておりましたので是非お出掛けください。
このたびの東日本大震災により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
現在、日を追うごとに、その甚大な被害状況が明らかになっております。被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げますとともに、当社といたしましても出来る限りの支援を続けてまいります。

11.4.25
これは当養殖場敷地内北東側の山裾にあるハウスです。
山の樹木が生い茂り日陰となっておりましたので、先月から造園業者さんにお願いして伐採を行っているところです。
このハウスでは昨年誕生した稚亀の一部約3千5百匹を育成しています。
こうして日当たりが良くなることで池の水温も高くなり、日中は甲羅干しにも最適な環境が整います。スッポンも人と同じで良い環境が不可欠と思ってやっております。

11.3.27
本日3月27日は幕末開国時の悲劇のヒロインとして知られている「唐人お吉」の命日にあたり、市内のお吉が淵、宝福寺ではお吉を偲んで「お吉祭り」が毎年行われています。例年雨が降ることの多いお祭ですが今年は天候に恵まれました。
お吉こと斎藤きちは幕末に、初代総領事ハリスの世話をするため恋人と別離し17歳で奉公に出ます。ハリスの日記には「身の回りの世話をするためと若い女性を周旋されたが、断った」とありますが、戻されたお吉は「唐人」とののしられ、流浪の人生を送ったのち、わが身の苦悩に耐えかね、明治24年(1891)享年51歳で、稲生沢川(お吉が淵)に身を投じました。身寄りの無いお吉の遺体を引き取り供養したのが宝福寺の住職だったのです。
お祭りは、お吉が淵では献花がおこなわれ(写真)、宝福寺では下田踊りや歌の演芸大会、餅まき、青空市が行われます。この供養祭は下田の春の風物詩となっています。

11.2.21
伊豆で桜まつりといえば河津桜まつりを思い浮かべる方は多いと思いますが、それと同時期(2月5日~3月10日)に南伊豆町では『みなみの桜と菜の花まつり』が行われます。今年で13回と歴史もある行事です。今日は曇り空でしたがもう寒くはありません。
「みなみの桜」は下賀茂温泉を流れる青野川両岸にあり、桜並木の延長は2㎞におよび、これは河津さくら祭りの会場よりも長く、約1000本もの桜の木が並んでおります。桜のピンクと、菜の花の黄色のコントラストは鮮やかで、満開のころは壮観です。
南伊豆町は地理的に河津より南に位置していることから見頃を迎える時期も少しだけ早く感じます。是非、一度足をお運び下さい。きっとご満足いただけることと思います。

11.1.1
謹んで新年のお祝辞を申し上げます
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

10.12.12
下田では10月1日~12月20日の期間「さんま寿司まつり」を開催しています。郷土料理として古くから各家庭で受け継がれてきた下田・白浜の味、それが名物「さんま寿司」です。新鮮な「さんま」を甘酢でしめたそのお味は絶品ですよ。市内の飲食店などで来春まで食べられますので、下田にお越しの際は是非お召し上がり下さい。
ただ、今年の「さんま」は漁獲量が少ないようです。これも夏の猛暑の影響でしょうか?
天候の影響といいますと、例年、下田・大賀茂地区の果樹園では「柿・みかん狩り」が行われますが、今年は柿が不作のため、みかん狩りしか出来ませんでした。

10.11.12
先月末、台風14号の接近で養殖場が受けた被害は、これまでで最大級のものでした。
水槽ハウスの壁が入口の扉ごと全て吹き飛ばされたのを始め(写真)、水槽のエアレーション用のポンプを収納している小屋が飛ばされたために雨水で漏電をおこし、あわや大惨事になるところでした。幸いにも早期に社員が気づき大事には至りませんでしたが、ポンプは全損しました。
ただ、不幸中の幸いはスッポンに影響が無かったことです。
現在、復旧作業を急ピッチで進めております。

10.10.15
本日をもちまして今年の稚亀生産を完了いたしました。
6月3日から9月5日の間に産卵場から掘り出して収容した卵の総数は前年比120%強と多く、孵化も7月16日に最初の稚亀が誕生するなど順調なスタートが切れました。
しかしながら、夏場に孵化が少なく、最終の孵化率で比較しますと、例年は有精卵のうち70%程度が孵るのに対して今年は55%と低調でした。この原因を私どもは今夏の記録的な暑さが影響したものと分析しています。それでも当養殖場では産卵数が多かったことに救われ、稚亀の総数はどうにか例年並みに確保することができました。
稚亀は今では体長6cm体重30gほどに成長して元気に育っています。

10.09.22
今年もスッポンの産卵状況は良く、稚亀も順調に育っています。
稚亀は餌をかじる力が弱いので柔らかい練り餌を与えますが、摂餌が下手で、餌の多くを餌台から水槽内に掻き落としてヘドロ化させ、たびたび飼育環境の悪化を招くため、これから当分の間は水質管理が大変になります。
そこで、昨年から試験的に国産ドジョウを稚亀水槽に投入して、掻き落とされた練り餌を摂餌させたところ、ヘドロは堆積せず、常に良い環境が維持できており、結果は良好です。
ドジョウもよく成長し、水槽内で自然に増えています。写真のドジョウは、昨年投入し体長が20cmに成長した親魚とその稚魚です。今年は二代目も活躍してくれそうです。

10.08.17
市内に数あるビーチの中から入田浜海水浴場をご紹介します。
当養殖場から車で約7分、今日は波が穏やかでした。とても落ち着いた雰囲気のビーチで、青い海とまばゆいほどの白浜、
緑のソテツ並木が調和した奇麗な浜でした。ちなみにマップル観光ガイド「日本全国の人気の海水浴場ランキング」で全国4位にランキング!その美しさから、
CMやTV、映画のロケ地としても有名です。
CMといえば、現在放送中の大鵬薬品チオビタドリンクのCMのロケ地は下田の九十浜海水浴場ですし、
下田にはほかにも素敵なビーチがたくさんありますのでこれからもご紹介していきたいと思います。

10.07.16
産まれたばかりのスッポンの赤ちゃんです。体調はおよそ3センチ。
人の赤ちゃんと同じく産湯に入り、5日後には広い水槽へと引っ越します。
産卵は春から秋にかけて毎日行われます。この間一匹のメスが産卵場に2~3回上陸して産卵を繰り返し、一度に15個前後の卵を産みます。
その後卵は温度管理された孵化室に移して約45日かけて孵化します。
産卵は多い日は1000個に達しますから、その一月半後には・・・。
当分忙しい日が続きますが、可愛いから許します。

10.06.15
毎年6/1から6/30まで『あじさい祭』が開催されています。
場所は下田港と下田市街を一望できる下田公園(城山公園)。
公園内というよりも一山まるごとがアジサイの花で埋め尽くされ、その総計15万株300万輪のアジサイは訪れる人を圧倒します。
この日はお天気に恵まれましたが、お天気が悪くても雨露に濡れたアジサイを眺めながらのお散歩も是非お薦めです。
そして、当養殖場では産卵が始まりました。昨年産まれた稚亀たちも順調に成長を続けています。とても食いしん坊です。

10.05.15
嘉永7年(1854年)下田にペリー提督率いる米国海軍が日米和親条約により来航しました。近代日本の幕開けです。その功績を後世に伝えようと、昭和9年(1934年)から戦時中を除いて続いているのがこの黒船祭です。今年で71回目。14日から3日間にわたって開国の町・下田は祭りムードに包まれます。今日は、祭りのハイライト、公式パレードが行われました。米海軍の音楽隊、市内の小中学生の吹奏楽、幕末の衣装を着た市民など総勢450人が参加し、沿道をぎっしりと埋め尽くした人々は盛んな拍手を送っていました。

10.04.12
親スッポンがすっかり冬眠から覚めたようなので露地池の一つを掘り上げてみました。
すると、とても良質の親たちが数多く確認できました。中でも一際目立った大物(まるでガメラ?)をご紹介します。♀メス。体長(甲羅のみ)45cm。体重8㎏。(年齢不詳)
スッポンは実はとても臆病で、物音がするとすぐに水中に逃げ込むため、今日まで彼女の存在に気付きませんでした。アゴの強さは有名ですが、噛む音が工具のペンチに似ていたので、彼女の前ではさすがに私もタジタジでした。
まずは、今年の産卵も、質・量とも例年以上に期待できそうです。ひと安心!

10.03.14
すっかり春の陽気で、下田漁港前埋立地は多くの釣り人で賑わっておりました。
現在はマイワシ釣りが大人気です。
沖合いには、大型の回遊魚のブリなどがいるため、イワシが湾内に追われてきているようです。
釣り人にお話を伺ってみたところ、一日の釣果は多い人で200匹とのことでした。
例年この時季は、湾内でメジナ・アオリイカ・シロギス・アジなどもよく釣れています。
豊かな自然に囲まれた下田市ならではといえる釣りの絶好ポイントも多いんですよ。

10.02.17
伊豆急下田駅から三駅目の河津では3/10まで『第20回 河津桜まつり』が開催されています。
河津川沿いの桜はちょうど見ごろ(7分咲き)で、河津桜原木は満開でした。
町中多くの観光客で賑わい、皆さんひと足早い春の訪れを満喫されていました。
先日から雪に関するニュースをよく耳にしますが、下田に雪が降ることはありませんでした。
この温暖な気候がスッポンには良いのでしょうね…。

10.01.15
養殖場から車で15分のところにある須崎半島の爪木崎には
300万本の野水仙が群生しており、
1月末までの間『水仙まつり』が行なわれています。
そばにはアロエの花も咲くなど、一足早い春の気分が味わえます。
そして、養殖場では温かいハウスの中で昨年生まれたスッポンが順調に育っています。

10.01.01
謹んで新年のお祝辞を申し上げます
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

09.12.15
鼈が一番食べごろの時期を迎える師走。
是非この機会にご賞味ください。

09.12.15
正面の下田富士の紅葉も終わり冬の装いです。

09.10.01
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